サイバーセキュリティへの備え急務な海運業界

海運業界のオンラインセキュリティの課題について、MTI Networkのパートナーが記事を投稿しています。
(MTI Networkは当社が所属する海運専門の機器管理対応サービスのグローバルネットワークです。契約タンカーの事故発生時、事故の関係当事者および地域を含めたメディア対応を代行するサービスを主体としています。)
TAKING MARITIME CYBER-SECURITY SERIOUSLY
http://blog.shippinghkforum.com/2015/03/20/taking-maritime-cyber-security-seriously/
本記事にあるようにサイバー攻撃は国、企業をターゲットに、情報漏えいやサイトのハッキングなど、大きな社会問題となっています。
ソニーピクチャーズが北朝鮮からと思われる攻撃により情報漏えいがおきたことはまだ記憶に新しいところです。
海運業界では過去に大きな問題となったケースは見られないものの、情報漏えいが表ざたになることで、企業の信頼を失う事態となりえます。荷主の情報や貿易に関する機密情報などが漏えいしたり、記事にあるように反社会勢力に攻撃されても「たまたま運がよく」大きな社会問題とならなかったケースだったかもしれません。
船主、運航会社、船員、積荷、航海ルートなどこれほど多国籍な業界は海運業ならではですが、一方でそうした実態が問題をより複雑化してしまうリスクがあります。
いつどこでオンライン上の脅威が発生するか、地勢的リスクをかかえていることを念頭において、MTI Networkではポリシーをもつことと、トップダウンでの強固なセキュリティ環境、教育を推奨しています。
当社ではそうした危機に瀕したときを想定したメディアトレーニングや、SNSに関するポリシー設定、社員教育等について協力させていただいております。