旅立ち

PRパーソンをめざしてPR会社に入社する若い人たちの中には、一連の業務をスムーズに遂行できるようになると、PR会社のなかでのポジションを高めていく人もいれば、得意とする業務分野をブラッシュアップし、その経験や技術を基盤として、新たな活躍の場を求めて旅立っていく人もいます。
PR会社は、人の出入りが比較的多い業種と言われることもありますが、その人材流動性が、競合するPR会社間ではもちろん、広くPRに関わる人たちの間で、人のつながりをもたらしているように思います。
企業に属さないで個々にフリーランスとして活躍する人も多い職種ですが、彼らを含めた多くが表舞台に立つわけではなく、さまざまな企業活動やPR活動の下支えをする専門家です。
先日、当社からも、一人の社員がある分野のPRプロフェッショナルとして旅立っていきました。
当社の立ち上げ以来、長らく、また、密に貢献してきた社員でしたので、彼女への感謝と、これからの互いの前途を祝して、先週末にささやかな宴を催しました。
人の力が大きい仕事だけに、送る側、送られる側ともに、別れは辛いものです。この別れをバネに、当社自身がまた新たなステージを迎えて成長を続けるよう、社員一同心を新たにしています。
写真は送別会の記念品。後輩が、彼女と一緒に担当していたテーマに関するものを集めてギフトボックスにしました。