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ニュース・コラム

メディアトレーニングウィーク終了

2015年12月10日
PPC EYES

当社のビジネスパートナー、MTI NETWORKの代表がロンドンから11月最終週に来日しました。 短い滞在期間中ですが、お客様各社への訪問と、メディアトレーニング提供が主な目的で、ランチもそこそこに都内を駆け巡りました。

メディアトレーニングでは、海外で発生した重篤な海難事故という仮想シナリオに基づき、海外や現地メディアからの問い合わせ、オンドアでの取材攻勢、テレビインタビューといったシーンを設定し、どうふるまうべきか、どうメッセージを伝えるべきか、などをお客様に実体験していただきました。

なかでもSNSにおけるリスクについては、実際に起きた事例や潜在的なリスク要因を、写真や動画等を用いながらの説明に、リアリティを強く感じていただけたようです。

一旦外洋に出航し長期間、家族や友人と会うことのできない船舶という空間ですが、今はネットを通じて外部といつでもつながることができるようになり、メリットとデメリットがまさに顕在化している状況になっています。
遠く離れた家族や友人たちと交流することは、平時にはメンタルなメリットが大きい反面、クライシスが発生したとき、対応を間違えると不用意な情報の流布や、誤ったイメージを伝えることにもなりかねません。
SNSポリシーの設定はもちろんですが、日ごろの教育機会を通じて意識づけをすることも大切です。

マスメディア同様、今はスマートフォンの普及で一般市民でも事故の目撃者や通報者になり得る時代、情報は即時拡散していく時代です。
市民ジャーナリズムともいえる情報の拡散により、一般市民による不適切な情報、事実と違う情報が瞬時に伝わってしまうリスクも実感していただけたトレーニングだったと思います。

またYoutube等動画サービスの成長で、企業側が直接ステークホルダーにメッセージを伝えることが可能になったことを踏まえ、フリーアプリケーションによるプロンプターを利用した動画制作ツールを今回初めてご紹介しました。
これにより、誰でもメディアに切り取られない、ダイレクトなメッセージを伝えることができることも実感していただくことができました。
動画リリースも注目されている今、地理的に、物理的に困難なとき、迅速に企業メッセージを伝えるうえでこれからますます活用が広がるのではないでしょうか。特に海外で生産や販売等で市場を拡大している日本企業には、検討すべきツールです。

メディアトレーニングは、このようにクライシスに備えた心得やメディア対応のノウハウを体験していただくプログラムです。ご関心のあるお客様はぜひ当社までご相談ください。

(ふ)

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