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ニュース・コラム

メディアツアー前夜の食探訪

2015年12月18日
食あればPRあり

吹雪のメディアツアー前夜


11月末、福島県でメディアツアーの運営があり、前日に郡山市に入りました。今回は、兼ねてから気になっていたレストランを訪問しようと、数週間前に席を予約し、同僚とともに指折り数えてこの日を待っていました。ところが、数日前になって、東日本に寒気が到来。東京を発った新幹線が栃木県を越えると、まさかの雪の世界に突入しました。

〔福ケッチャーノ〕へ


郡山に着くと吹雪いていましたが、あきらめずタクシーで〔福ケッチャーノ〕http://fukuchecciano.jp/へ。
〔福ケッチャーノ〕は、ご承知の方も多いと思いますが、〔アルケッチャーノ〕の奥田政行氏が、震災後に育てた福島出身の料理人たちと共に、福島県の食材の魅力を県内外に発信するためにオープンしたレストランです。



食、農産物のPRに携わる者として、何より美味しいもの好きとしては、一度は訪れたいと思い続けていて、ようやく実現できました。
メニューを思い出すだけで、口福の記憶が体を満たします。
・牡蠣となめこのジュレ
・カリフラワーとカニのサラダ
・イタリア風しめ鯖
・数種類の大根ときのこのソテー
・なめこのポタージュ
・ふるや農園さんの放牧豚のグリル、みしらず柿のソース
・フルーツファームカトウのリンゴタルト
1品ごとにこだわりの生産者さんとそのストーリーにふれ、感激しながら美味しく頂きました。

至福の時間


実は、メインのお肉の前に、スタッフの方が 「わざわざ東京から来てくださったから飲んでみてください」とグラスワインをサービスしてくだいました。今年できた新しい「いわきワイナリー」http://iwakiwinery.com/winery.htmlの「FUJINO YUME」という赤。やまぶどうとメルローを交配させた品種だそうで、軽やかなのにしっかりと風味を感じました。福島県は米どころで美味しい日本酒が多いことは知られていますが、ワインは珍しいと思うので、いわき初のワイナリーを訪ねるツアーもできたらいいなと考えたりしました。
メインディッシュはふるや農園の放牧豚のグリル。美しい赤身の姿に、和牛かと思いましたが、食べてみると確かに豚肉で、柔らかく甘みがあってジューシー! 料理長が時間をかけてゆっくり火を通した温かさを感じました。



最後はリンゴのタルト。焼いているのにシャキッとフレッシュな果実の香りがしました。数日後、このデザートに使われていた「フルーツファーム カトウ」のリンゴを取り寄せようとオンラインショップを見ましたが、「カトウさんのリンゴは店頭には並ばず、すぐ売り切れてしまうんです!」と教えていただいた通り、既に売り切れでした。
翌日がメディアツアーですから、夜は8時から打ち合わせが入っていて制限付きでしたが、束の間、素晴らしい時を過ごしました。
首都圏では感じることが少ない素材の甘みや風味には、福島の風土の豊かさ、生産者の方々の愛情が詰まっているのだなと体感することができました。食の美味しさと、こだわりや愛情がこもったストーリーを多くの方にPRしていくことができるようになりたいと強く思ったものです。

メディアツアーの実り


翌日は雪も止んで、きのこの研究施設や生産者を訪問するメディアツアーを無事終えることができました。多くのメディアの方々にご参加いただいたことはもちろんですが、春以来コンタクトをしていたある記者さんが参加され、ツアー後、温かい視点の記事を書いてくださったことに、大きな励みを感じました。
(KY)

   
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