小池都知事とくまモンが「日本PR大賞」に
昨日は日本PR協会主催の新春PRフォーラムに参加。 フォーラム前半は、元共同通信社のコラムニストで現在、青山学院大学教授・会田弘継氏による講演、「トランプ時代の世界情勢とパブリックリレーションズ」。大統領選を勝ち抜いたトランプ氏のPR戦略分析に大いに頷き、ナショナリズム台頭の予測を傾聴し、今後の日本のPR情勢のなかで当社はどんな戦略をとっていくべきかと逡巡した。 後半は「日本PR大賞」の表彰式。賞は前年に広報やPRの視点から最も活躍した人や組織などに贈られるもので、2016年は小池百合子都知事と熊本県のマスコットキャラクター「くまモン」が選ばれた。 小池都知事は開かれた都政の実現に向け積極的に情報開示に取り組む姿勢が、くまモンは去年の熊本地震からの復興へ向けた精力的な活動が評価された。 くまモンは熊本から出席し、まさかと思っていた都知事も着物姿で登場。「これからも都民ファースト」と語る小池知事の帯には、東京2020大会のエンブレムがデザインされていた。さすが、PRの達人。「自分は政治家として『大義と共感』を心がけてきた」とはご本人の弁。まさしくPRの神髄をつかんでいらっしゃると感服した。 くまモンの生き生きとした愛らしさに間近で触れ、久しぶりの協会イベントで同業の面々と旧交を温めることもでき、ほどよい刺激をもらえた宵を過ごした。 (長江) *日本PR大賞のプレスリリースは下記のリンクへ: http://prw.kyodonews.jp/opn/release/201612157237/